同氏は、こうした地域の1つとしてイランの名を上げた。核協定に関する交渉が再開されたが、進展はほとんどなく、妥協の余地はますますなくなっている。
次に、「危険」な地域として台湾が上げられた。同氏によれば、中国が台湾に対する画策を図っているという。米国政府は、それにより同島への「干渉」が行われるおそれがあると見ている。
同氏が懸念する地域としてウクライナもリストアップされた。この間、西側メディアとウクライナ政府は、定期的に同国への「侵略」を用意しているとしてロシアを非難している。これに対しロシア政府は、こうした批判は、ロシア国境付近に北大西洋条約機構(NATO)軍を増強する口実のためでしかないと見ている。
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