バイデン氏は、新型コロナの感染状況はコントロール下にあると述べ、過去にはなかった新型コロナ対策が存在すると強調した上で、今後、コロナウイルスがなくなることはないだろうが、現在のような状況は続かないとした。
一方、ニューヨーク州では、新型コロナによる死亡者数が増加している。7日、政府は州における死亡者数が155人にのぼったことを明らかにした。1週間前の1日あたりの死亡者数は88人であった。同州では入院者数も増加している。ニューヨーク州知事のサイトによれば、1月7日の死亡者数は155人、入院者数は1万1,548人で、そのうちの704人が人工呼吸器による治療を受けている。ニューヨーク州のワクチン接種率は70%以上となっている。
米国では再び新型コロナウイルスの感染拡大が広がっており、感染力がより強く、ワクチンの有効性が低いとされるオミクロン株の拡大に伴い、状況が悪化することが予想されている。
2020年の春、ニューヨーク州では新型コロナの感染爆発が発生。最悪の状況時には1日あたりの死亡者数は700人を超え、入院者数は3,000人以上となっていた。
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