ラダキン参謀総長は、英紙「タイムズ」からのインタビューに答えた中で、我が国はまだ極超音速ミサイルを保有していないが、今後、保有することになる」と述べた。
「タイムズ」の記事によれば、ラダキン参謀総長は、この計画は増強するロシアの軍事力に対抗することを目的としたものだと述べた。またラダキン参謀総長は、この20年の間に、ロシアの潜水艦の活動が「劇的に増大している」とも指摘した。
これに関連し、ラダキン氏は、ロシアは海底ケーブルに対する脅威を生み出す可能性を拡大しつつあるとして懸念を表した。
さらに参謀総長は、英国防省はウクライナ情勢についても言及し、「深い懸念を呼び起こすものだ」とした。また記事によれば、ラダキン参謀総長は、政府に対し、情勢が急変した場合の軍事行動について指示したことを明らかにした。しかし、行動の詳細については公表しなかった。
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