報道では同教授を引用し、「喉の痛みや頭痛、鼻水といった症状が早急にリストに加えられた」と述べられた。
同教授は、オミクロン株は感染しやすいが、それはこの変異種が「デルタ株」のように肺に浸透することが少ないためだと指摘する。しかし、南アフリカで出現した菌株は、伝染性が強いことからコロナの発症率の急増を招き、英国の保険制度では対応が間に合わないという事態を生んでいる。
以前、ロシア連邦消費者権利保護・福利監督局ガブリチェフスキー記念モスクワ疫学微生物学研究所臨床研究所の副所長で医科学博士のタチヤナ・ルジェンツォワ氏は、「オミクロン株」の感染者はまれに味覚と嗅覚の異常を訴えると指摘している。