同ガス孔は、1971年にダルバザ村の探鉱山が崩壊したことから出現した。
7日、ベルディムハメドフ大統領は閣議の席で、長年にわたり当地では大量のガスが燃焼しており、「輸出することで多大な利益が得られ、それにより国民の福祉向上が図れる原料を損失している(通信社「トルクメニスタン・セボードニヤ」から引用)」と表明した。また、同大統領は、燃焼を続けるガス孔は「環境への打撃となるだけでなく、近隣住民の健康にとっても害となる」と強調した。
ベルディムハメドフ大統領は、シャヒム・アブドラフマノフ副首相に対し、ガス孔の消火方法を考案するため、「研究者を集め、必要ならば海外からコンサルタントを招へい」するよう指示した。
「地獄の門」は、直径が約60メートル、深さがおよそ20メートルに達し、トルクメニスタンの観光名所の1つとして知られている。このガス孔の正式名称は「カラクムの光輪」。
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