実験では、ボディマス指数(BMI)が22から29の被験者109人(39歳から55歳)に、12週間の減量プログラムが実施された。プログラムの内容は過大なものではなく、参加者は、摂取カロリーを100キロカロリー減らし、1日の歩数を通常より1000歩多くするだけでよかった。
参加者の半数が午前6時20分から7時10分の間に食事し、残りは午前8時10分から9時15分の間に朝食をとった。前半グループの参加者は体重が3.8%減少したのに対し、後半グループの参加者は2.2%の減少にとどまった。これにより、朝食を早く食べた参加者は、より早く体重が減少することが明らかになった。
日本の研究者は、早い時間に朝食をとることがダイエットに有効であること証明した。彼らは、その理由は、早い時間に充実した朝食をとり1日をスタートさせる人は、遅い時間に食べる人に比べて1日の前半の身体活動が活発であることに起因しており、食べ物の消化が促進され、痩せるスピードが速くなったのだと考えている。
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