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エンジニアが小鳥のように木の枝にとまるドローンを開発

米国のエンジニアが小鳥のように木の枝にとまり、飛び立つことができるロボットを開発した。科学誌『Science Robotics』が紹介した。
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小鳥は、爪の生えた指でしがみ付くことで、木の枝や他の不安定なところにとまることができる。飛び立つ時には初動として足で押しのけ、ジャンプする。こうした鳥の特性を米国の研究者らが自身が発明するロボットで再現しようと試みた。ロボットは「SNAG」と命名された。
SNAGの外見はクワッドコプターのようで、機械の鳥の足が取り付けられている。同ロボットは飛行ができ、さまざまな物を運んだり、キャッチすることができる。また、不安定はところにとまることもできる。報道によれば、足の設計ははじめから成功したわけではなく、エンジニアたちはおよそ20パターンを研究した。
設計者らは、SNAGは、たとえば、森の木の枝にとまり、停止することでエネルギーを消費しないですむことから、自然の研究に応用することが可能だと考えている。
通信社「スプートニク」は以前、韓国のソウルの幼稚園や保育園にダンスやカンフーを教えてくれるロボットが登場したことを紹介している。
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