全米映画批評家協会賞は8日、「ドライブ・マイ・カー」が作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の計4部門を受賞したと発表。「ドライブ・マイ・カー」は濱口竜介さんが監督、西島秀俊さんが主演。原作は村上春樹さんの短編小説。舞台俳優で演出家の男性が専属ドライバーの女性と出会い、ともに過ごすうちに、それまで目を背けてきた亡き妻の秘密と向き合う物語。配給会社によると、日本映画の作品賞受賞は1985年黒澤明監督の「乱」以来。