米国人 テスラ車で仮想通貨を採掘する方法を発見

米サンフランシスコ在住の仮想通貨愛好家シラジ・ラヴァルさんは、電気自動車「テスラ・モデル3」を使って仮想通貨を採掘する方法を発見し、この方法で1年で数千ドル稼いでいた。米CNBCが報じている。
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ラヴァルさんはまず、テスラ・モデル3のトランクにGPUを設置。GPUを動かすのに使ったのは同車のバッテリーだったという。そして、Apple社製のデスクトップパソコン「Mac mini M1」を同車のセンターコンソールにあるソケットに接続し、マイニング(採掘)システムを実行した。
ラヴァルさんが電気自動車を使ってマイニングしたのは、その方が電気料金を節約して採掘できると気がついたからだ。電気自動車は、急速充電施設「スーパーチャージャー」を利用するとお得に充電できるという。ラヴァルさんは、電気自動車を改造すれば保証が無効になる恐れがあると指摘しているが、この方法で1年で数千ドル稼いだという。
ラヴァルさんによると、車の充電に月30〜60ドル(約3470〜6940円)かかり、1日に約20時間マイニングシステムを稼働している。ラヴァルさんは2021年、為替レートにもよるが、イーサリアムのマイニングによって月に400〜800ドル(約4万6000〜9万3000円)稼いだという。
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