新型コロナウイルス

WHO オミクロン株をめぐる困難な状況はあと3ヶ月続く

世界保健機構(WHO)新型コロナウイルス対策担当デビッド・ナバロ特別代表は、オミクロン株の蔓延により少なくとも今後3ヶ月は困難な状況になるが、その状況の終わりは近いと述べた。英スカイニュースが10日、報じている。
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同局によると、ナバロ氏はまず、新型コロナウイルスが進化を続けており、オミクロン株以外に他の変異株も出現する恐れがあると指摘した。
さらに同氏は、西ヨーロッパの医療サービスは新型コロナウイルスに対してなんとか対処しているが、世界の他の多くの国々の医療施設ではこのウイルスに制圧されていると述べた。
またナバロ氏は、どの国も、特に貧しい国々では厳しい規制を導入する余地はないが、困難な状況が続くのは、今後3ヶ月間のみになるだろうと述べた。
世界では新型コロナウイルスのパンデミックの間に、3億790万人を超える感染者と、ウイルスによる死者550万人超が確認されている。
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