エチオピア ティグライ州での空爆で少なくとも17人が死亡

エチオピア中部ティグライ州(ティグレ州)の町マイツェブリでの空爆で、少なくとも17人が亡くなった。ロイターが11日、2人の人道援助関係者の話を引用して報じている。
この記事をSputnikで読む
その関係者によると、亡くなった人の大部分は女性だという。同通信社によると、エチオピア政府はこの件に関するコメントをまだ発表していない。
ロイターは先週、援助関係者の話として、7日にティグライ州北西部の町デデビット付近の避難民キャンプに対して行われた空爆で56人が死亡したと報じている。
エチオピア連邦政府軍は2021年11月25日、同国北部でティグライ州の反政府勢力の陣地に対して大規模な攻撃を開始した。その反政府勢力は当時、アムハラ州やアファール州の重要な幹線を遮断し、首都アディスアベバに到達しようとしていた。この攻撃で政府軍はアムハラ州やアファール州の40以上の町で支配権を取り戻し、反政府勢力は北方への後退を余儀なくされた。当時、反政府勢力ティグレ人民解放戦線(TPLF)の指導者、デブレツィオン・ゲブレミカエル氏は、エチオピア北部での敵対行為の即時停止と和平交渉の開始を提案した。
関連ニュース
カザフスタンで拘束の音楽家が釈放 国営放送は自白動画を削除
ベネズエラ発のビジネスジェット 機内からコロンビア産コカイン1トンが見つかる
コメント