リンダ・トマス=グリーンフィールド米国連大使は共同声明を読み上げた中で、次のように指摘した。
我々の目的は検証可能で不可逆的な朝鮮半島の非核化を実現することである。この目的のため、我々は堅固な外交的連携を築き、これを支持する用意がある。今後、北朝鮮は自らの非合法的で、脅威的な軍事プログラムの代わりに対話と平和を選ぶべきである。
国連大使によると、関係国は北朝鮮に対し、地域の不安定化をもたらす行為を控え、禁止された大量破壊兵器と大陸弾道ミサイルのプログラムを放棄し、完全な非核化という共通の目的に向かって、着実な対話の道に進むよう呼びかけている。そしてこれこそが朝鮮半島の安定した平和を達成する上で唯一の道であるとトマス=グリーンフィールド国連大使は強調した。
また、国連大使は北朝鮮の非合法的で不安定化をもたらす行為を団結して非難するよう国連安保理に呼びかけた。
日本政府は11日午前7時35分に、北朝鮮から弾道ミサイルと見られる飛翔体が発射されたと発表した。政府は緊急参集チームを招集し、情報の収集と被害状況の確認などにあたっているという。
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