カザフスタンでの大規模な抗議活動

カザフスタン軍が対テロ作戦で国連の紋章を使用、国連が懸念を表明

国内で対テロ作戦を進めるカザフスタン国防軍が国連のヘルメットを着用している写真がインターネットで公開された。これを受け、国連はカザフスタンのマグジャン・イリヤソフ国連大使に懸念を表明した。国連のステファン・デュジャリック報道官が表明した。
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先にSNSでは国連の紋章が入ったヘルメットを身につけた兵士らの写真が公開された。これらの写真はいずれもカザフスタン国内で撮影されたものだという。
国連報道官はこの状況について把握しているとした上で、写真の出所を確認しているという。国連平和維持軍は国連安全保障理事会の決定事項に関する課題を遂行する際にのみ出動することが認められている。そのため国連報道官はカザフスタンの国連大使に対して懸念を表明し、問題の解決に向けて取り組むよう呼びかけた。
先にカザフスタンの国連大使はツイッターに投稿した中で、南東部アルマトイ市の戦略的に重要な施設をテロリストや過激派から守るため、カザフスタン国防軍の平和維持部隊が出動したと記していた。その際、国連大使はヘルメット以外の装着品に国連の紋章は記されていなかったと主張していた。そのうえで、対テロ作戦で国連の紋章を使用しない上での予防措置を取ると表明した。
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