同紙は、ジョコビッチは「メルボルン到着前の14日間に海外旅行をしていないと入国書類に記入しているが、これは虚偽である」と報じている。11日に公開されたオーストラリア連邦裁判所の判決文書によると、ジョコビッチは入国書類で過去2週間に旅行に行ったかどうかに関する項目で「いいえ」にチェックを入れていた。入国時に虚偽を申告したことが判明した場合、ビザが取り消され強制送還されるだけではなく、刑事訴追を受ける恐れがある。また報道によると、このような違反を行うと、最長で12ヶ月の禁固刑に処される可能性がある。
ジョコビッチは5日の夜、新型コロナウイルスワクチン接種の免除を証明する医療書類をオーストラリア国境警備隊に提出しなかったため、豪メルボルン空港で拘束された。この入国手続きで、ジョコビッチのビザは無効とされた。ジョコビッチは、この決定を覆すべく豪連邦裁判所に控訴し、10日に勝訴していた。
全豪オープンは、1月17日から30日までメルボルンで開催される予定。
関連ニュース