カザフスタンでの大規模な抗議活動

カザフスタンで拘束の音楽家が釈放 国営放送は自白動画を削除

カザフスタンは、アルマトイの集会に参加した疑いで拘束したキルギス出身のジャズ・ミュージシャン、ヴィクラム・ルザフノフ氏を釈放した。キルギス国家安全保障委員会が発表した。ルザフノフ氏の帰国については、現在検討中だという。
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これよりも前、カザフスタン国営テレビ局「Qazaqstan」は、顔に殴打された跡があるルザフノフ氏の映像をSNSで公開した。映像で同氏は、アルマトイの暴動に9万テンゲ(約2万3800円)で参加するため、キルギスから飛行機でやってきたと語っていた。
この映像が公開されると、親族や同僚はこの男性がルザフノフ氏本人であることに気がついた。彼らによるとルザフノフ氏は、コンサートに出演するためカザフスタンに入国しており、その後殴られ自白したという。
同テレビ局は、世論の反発を受けルザフノフ氏の映像を削除した。キルギス法務省は、同氏の拷問事件の立件を求めている。
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