元徴用工訴訟問題を巡っては2018年、三菱重工業には賠償を命じる判決が確定。この訴訟では、三菱が韓国で保有する商標権2件と特許権6件が差し押さえられた。同社はこれを不服として再抗告を行ったものの、大法院はこのうち特許権2件の差し押さえについて再抗告を12月27日付で棄却した。なお、すでに再抗告が棄却されている特許権と商標権については、韓国中部の大田(テジョン)地方裁判所が昨年9月に売却命令を出している。今回再抗告が棄却された特許権2件についても近く売却命令が出る見通し。関連記事日韓局長級協議 慰安婦・徴用工問題は平行線に終わる