イクチオサウルスはイルカに似た海棲爬虫類。その大きな目と歯から「魚竜」と呼ばれ、約9000万年前に絶滅したとされる。化石は昨年2月、ラトランド・ウォーター自然保護区で自然保護活動家のジョー・デービス氏が貯水池の水抜きを行っていた際、偶然発見したもの。化石の長さは約10メートルほどだという。ジョー・デービス氏はこの発見について「とても魅力的だ」とコメントしており、また「この驚くべき生物がかつてこの海を泳いでいたと思うととても感慨深い」と語っている。