事故は2012年1月13日、現地時間の深夜に発生。7日日間の地中海クルーズ中の出来事だった。座礁は、船長がジリオ島に「挨拶」するために船を岸に近づけすぎたために起こったとされている。全長約290メートルの船は岩礁に衝突し、衝撃で転覆した。船長には2015年、過失致死などの罪で禁固16年の有罪判決が言い渡された。なお、乗客の中には日本人43人が含まれていたが、全員が無事に救出され、のちに日本へ帰国した。