ラブロフ外相は、日本には全てではなく、多くに参加するよう圧力がかけられているとも指摘した。
軍事安全保障の問題もまた、憂慮を引き起こしている。
「我々が憂慮しているのは日本がかなり前に米国の同盟国となった点だ。1960年の条約(編集:日米安全保障条約)に基づき、米国は日本の領域においてかなり大胆なマヌーバがとれる自由と行動の自由を有している」
ラブロフ外相は、ロシア、中国が自国の脅威とみなす国と日本が同盟を組んでいるという事実は、ロシアとの関係発展に最適な雰囲気を生まないと補足した。
「我々が親しいパートナーとなることを望むのならば、両国は国際問題に対する極めて深刻な意見の対立をどれほど克服できるのか、我々はここでもそれを見極める必要がある」
またラブロフ氏は、ロシアと日本はその関係において適切な雰囲気をつくりだすことができたと指摘し、「我われは日本と日本人に非常に温かく接している。彼らは我われの隣国・隣人だ。我われの間には容易くはない歴史があるが、過去10年間に、依然として残存し、解決が迫られる問題をすべて友好的に口にできる雰囲気をつくりだすことができた」と述べた。
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