オランダとデンマーク、北京五輪の外交ボイコットに合流

デンマーク政府とオランダ政府は中国の人権状況をめぐる懸念から、北京で2月から開催されるオリンピック・パラリンピックに政府関係者を派遣しない方針を示した。
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デンマークのイェッペ・コフォズ外相がAFP通信に明らかにしたところによると、政府は北京五輪に代表団を派遣しない方針を示したという。取材の中で、コフォズ外相は「中国の人権状況に深い懸念を持っていることは秘密ではない」と指摘した。
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またNLタイムズ紙によると、オランダ政府も同じく北京五輪に代表団を派遣しない方針を閣僚会議で決定した。政府は代表団を派遣しない理由について、オランダ国民が大会に観客として参加しないことに加え、「オランダ政府が人権状況を巡り抱いている主要な懸念」について、中国と議論する事が極めて困難であることも理由とされた。
北京冬季五輪は2022年2月4日から20日に実施される。
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