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ロシアのコンドラチュク、欧州選手権で優勝

エストニアのタリンで開催されているフィギュアスケート欧州選手権の男子シングルでロシアのマルク・コンドラチュク選手(18)が優勝した。
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コンドラチュク選手は総合286.56ポイントで優勝した。2位にはイタリアのダニエル・グラスル選手、3位にはラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手が続いた。
コンドラチュク選手と同じくロシアのアンドレイ・モザリョフ選手(18)とエフゲニー・セメネンコ選手(18)はそれぞれ4位と5位にとどまった。モザリョフ選手は前日のショートプログラムを首位で発進していた。
コンドラチュク選手は今シーズン、ロシア選手権で優勝したほか、チャレンジャーシリーズでも入賞経験がある。同じく18歳のセメネンコ選手はグランプリシリーズのカナダ大会で3位に入賞していた。モザリョフ選手はケガにより欠場となったミハイル・コリヤダ選手の代わりに欧州選手権に出場、チャレンジャーシリーズでも銀メダルや銅メダルを獲得した経歴がある。
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コンドラチュク選手は試合後の会見で、五輪に向けた期待を語った。
私がそこに参加するべきかどうか、これは五輪代表団を議論している人々が決めること。私のやるべきことはただ滑ること。タイトルは素晴らしいし嬉しい。今日私は優勝できた。あと2日間は喜ぶだろうけれど、その後はまた練習の日々。タイトルを獲得することで自信ができたのかもしれない。プレッシャーのことを考えなければ楽になる。
また欧州選手権での滑りについて、エレメントは納得がいったものの、スケーティングについては課題が残るとした。ロシア選手権と同じく、より感情を込めて滑りたかったものの上手くいかなかったとコメントした。
2月4日に開幕する北京五輪でロシアの男子シングルは3枠が確保されている。ロシアの五輪代表団は欧州選手権の結果を踏まえて決定される。
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