ロス・コルフンさん(37)は、インターネットオークションのeBayでサッカーのハーツ対リバプール戦の録画を購入するまで、故郷のエジンバラ(英国)に父親と妹が住んでいるなどとは思いもしなかった。支払いを済ませたコルフンさんは、突然、出品者から返金され、驚くことになった。そして出品者はコルフンさんに、「わたしはあなたの父親だ」と告げ、会いたいと申し出た。
父親を知らずに育ったロス・コルフンさんは、家族に会えることになり大喜びした。そしてその後、父親の家族とも知り合った。さらにロスさんは6歳年下の妹、エリンさんがいることを知ることとなる。ついに兄と妹が初めて出会ったとき、2人は顔つきやくせ、趣味がとても似ていることにとても驚いたという。しかも奇遇にも、2人とも芸術系の大学に進学していたのだそうだ。エジンバラ・ライブによれば、コルフンさんは近く、父方の親戚にも会うことになっているとのこと。
父と子の交流が始まり、まもなく31歳の妹がいることを知ったコルフンさんは、すぐに父親の家族に会いたいと思ったが、新型コロナウイルスによる感染予防のための制限措置が解除されるのを待たなければならなかった。
そして2022年の1月、兄妹はついに念願叶って会うことになった。コルフンさんは、2人には多くの共通点があり、大学の専攻も同じ芸術分野のものだったと話している。コルフンさんは近く、父方の残りの家族にも紹介されることになっている。
これより前、米国では、幼い頃に別れ、互いの存在を知らなかった姉妹がDNA検査のおかげで再会を果たしたというニュースが報じられた。新型コロナのパンデミックによる自宅隔離中、姉妹は電話で交流を続け、2021年の12月についに再会を果たした。
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