ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は罰金導入について、感染者増加と変異株オミクロンの出現を受けたものだと説明。同国のコロナウイルス感染症の入院者や死者の大半は60歳以上だという。
首相は「これは罰則ではない。健康の代償とでも言っておこう。更なる用心を呼びかけ、生活への刺激となる。一方で、今回の判断は、ワクチン接種を受けた大勢の人に対する公平措置と考えている。私の決断は保護の意味合いが強く、決して罰則ではない」と語った。
ギリシャでは60歳以上へのワクチン接種を強制にしたところ、即座に接種の予約が10倍に増えたという。
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