論文によると、海洋の熱量は世界中で増加を続けており、これは人間活動に由来する気候変動の主な指標となっている。
研究チームは、過去1年間で上部2000メートルの海水温が2020年よりも14ゼッタジュール多いエネルギーを吸収したことを発見した。これは、2020年の世界の発電量の145倍に相当するという。
調査結果は、海洋の温暖化が人間活動に関連した大気組成の変化の結果であることを示している。
海水温が上昇し、海水が膨張して海面が上昇すると、暖かく湿った気団が気候システムに負荷をかけ、激しい嵐やハリケーンの前提条件を作り出し、降水量の増加や洪水のリスクを高める。
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