シェルバコワ選手は15日、4回転フリップを盛り込んだFSをノーミスで滑りきり、欧州選手権で銀メダルを獲得した。しかし、13日のショートプログラム(SP)では転倒があり、4位の結果だった。試合後の記者会見で、シェルバコワ選手は次のように発言した。
最後のポーズで前向きな感情が湧いてきて、それまであったものを全て塗り替えてくれました。(FSで)滑走するまでの2日間は人生最悪だと思っていました。これは乗り越えられないと。余計な考えばかりが頭に渦巻いていましたが、滑り終わった後は、それほど恐ろしいことではなかったと思うようになりました。前向きな感情が全てを塗り替えてくれます。
選手はSPでのミスに深く動揺したようだった。
SPで転倒して感情的に辛かったです。全部が台無しになって、自信も失った感じでした。次にまた失敗するまでの時間をひたすら耐え忍ぶような感じでした。SPとFSの間に1日の休みがあったことは幸いでした。昨日は悪い感情がずっと頭にありましたが、FSの前になると良い感情で滑りきることができました。
また、欧州選手権の結果をもとに五輪代表団が選抜されることから、並々ならぬプレッシャーを感じていたという。滑りに集中するため、自分の記事を見ないように人生で初めて心掛けたとも語った。
北京冬季五輪は2022年2月4日から20日に実施される。
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