ジョコビッチ、豪から強制送還へ

豪連邦裁判所は、男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)の再度の豪ビザ取消に対する異議申し立てを退けた。ジェイムス・オルソップ長官が審理結果を読み上げ、その様子はYouYubeでライブ配信された。
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ジョコビッチ選手の豪ビザ取消は、同選手が新型コロナワクチンの接種を拒む医学的理由について説得力に欠けると豪当局が判断したもの。ワクチン接種はシーズン初のグランドスリム大会である全豪オープンに参加する全ての選手に求められていた。
豪当局は、ジョコビッチ選手が医学的理由をもとに新型コロナワクチン接種を受けずにオーストラリアに入国しようとしたため、1月5日に同選手のビザ取消を決定。同選手は全豪オープン出場のため同国に到着していた。
ジョコビッチ選手はは、この決定の撤回を求めて豪連邦裁判所に訴え、10日に勝訴していた。ところがアレックス・ホーク豪移民相は14日、「公益のため」再度、同選手の入国ビザを取り消した
同選手は隔離施設に収容され、再び撤回を求めて控訴。本日、連邦裁判所で審理にかけられた。
ジョコビッチ選手はこれより前、新型コロナウイルス検査で陽性が判明した件と、オーストラリア入国時の虚偽申告の件について説明している。
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