男子テニスのジョコビッチ選手はこれより前、豪政府が同選手へのビザを再度取り消し、豪連邦裁判所がこの決定を支持したことへの失望感を表していた。豪連邦裁判所は、ジョコビッチ選手のビザ取消の撤回を求める訴えを退けた。同選手は豪から強制送還となる。
ヴチッチ大統領は記者団に対し「世界最強のテニス選手に、すでに分かっている決定を伝えるために10-11日、嫌がらせをしたことになる」と語った。
「その後、1人に対して、またセルビアに対して脅しや魔女狩りが始まった。オーストラリアはこれによって、ノバク(=ジョコビッチ選手)ではなく、自分自身を侮辱したことになる」と強調した。
大統領は、3月にセルビアで行われるテニス競技会では、セルビア政府は豪選手を「もっとよい待遇で」迎え、問題の種は作らないと約束。それによりセルビアは「豪政府より優れている」ことを示したいという。
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