トンガの火山噴火 過去30年で世界最大規模

ポリネシアに位置するトンガ王国で発生した噴火は、過去30年において世界最大規模であった可能性がある。オークランド大学(ニュージーランド)の火山学者、シェーン・クローニン教授が明らかにした。
この記事をSputnikで読む
15日、トンガ沖のフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山が噴火し、それに伴う津波が発生した。日本では、津波が発生する恐れがあるとして少なくとも23万人が避難し、到達した津波により漁船など10隻が転覆・沈没した。南太平洋の米領サモアでも津波が観測され、サバイイ島の村では100世帯超が避難した。
クローニン氏は、「噴火の規模は大きく、横方向に広がっていることから、これはおそらくピナトゥボ山(フィリピン)噴火以来の規模と考えられる」とラジオ・ニュージーランドで語っている。
ペルー 津波の影響で2人死亡
同氏によると、トンガの水供給と農業は、今回の噴火によって大きな影響を受ける恐れがある。ニュージーランド当局は、トンガの住民に飲料水を提供する意向を示している。
クローニン氏は、噴火で発生した火山灰は酸性雨の原因となる恐れがあると指摘した。また、流体力学の専門家であるエミリー・レーン氏は、これほど強い火山津波は「100年以上」にわたって起きていなかったと述べている。
17日、南太平洋のトンガ王国で再び噴火が観測された。
関連ニュース
トンガの大規模噴火、現地被害不明 通信遮断 日本の津波注意報は解除
コメント