IEAの調査で、コロナウイルスの感染拡大後に始まった経済復興で2021年は世界の電気需要は6%も伸びた。この伸び幅は世界が金融危機にあえいでいた2010年来の記録的な数値。地球上の電気消費量も昨年1年で観測史上最高の1500テラワット時に達した。電力需要の拡大で2021年は石炭火力による発電は9%、原発、ガスによる発電はそれぞれ3.5%、2%伸びている。予測では、世界がカーボンニュートラルな発電方法への転換に邁進しなかった場合、これからの3年は状況は変化しない。関連ニュース