衛星を搭載したロケット「長征2号D」の軌道への打上げは、同国北部に位置する山西省の太原衛星発射センターで行われた。打ち上げ後数分で衛星は予定の軌道上に乗ることに成功した。
2021年に中国は55回の打上げを行い、宇宙への年間打上げ数で自国の新記録を樹立した。これまでの記録は2018年の39回で、2020年も同数の打上げが行われている。
年間の打上げ数がもっとも多いのは旧ソ連で、1982年に108回実施し、続いて米国が1966年に77回の打上げを行った。近代ロシア史上においては、1992年に55回の打上げが記録された。
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