南クリル 「北方四島は我が国が主権を有する島々」=林外相

日本はその主権が南クリルまでおよぶと考えている。日本の林芳正外務相が18日の定例記者会見で、ロシアのラブロフ外相の発言を受けてあらためて立場を表明した。
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林外相は記者の質問に答える形で、「北方四島(編集注:ロシアの南クリル諸島)は我が国が主権を有する島々である。政府としては領土問題を解決して平和条約を締結するという基本方針のもとで、引き続き粘り強く取り組んでいきたいと考えている」と語った
ラブロフ外相、訪日を計画
林外相は、14日にモスクワで行われたラブロフ露外相の発言にコメントした形となる。ラブロフ外相はその際、日本は南クリル諸島に関し、第二次世界大戦の結果を現在も認めておらず、同諸島をロシア閣僚や軍事関係者が訪問する度に抗議すると発言した。
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