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米航空会社が警告 空港への5G整備で深刻な問題発生のおそれ

17日、米国の大手航空会社と輸送会社はジョー・バイデン政権に対し、空港周辺での携帯用5Gネットインフラの整備が数百のフライトの中止を生じさせるおそれがあると警告した。
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地元メディアを引用した関係書簡を大手航空会社の代表が米国家経済会議のブライアン・ディーズ議長と運輸省のピート・ブティジェッジ長官、連邦航空局のスティーブ・ディクソン局長、連邦通信委員会のジェシカ・ローゼンウォーセル委員長に送付した。
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書簡では、「乗客や輸送スタッフ、サプライチェーン、必要とされる医薬品供給に影響する操作上の深刻な機能障害を避けるため、早急に介入する必要がある」と警告がされている。
また、書簡では、Cバンド5Gシステムは航空機の計器操作で機能障害を引き起こし、それらが米空軍の「多くの部門」に不具合を生じさせるおそれがあると指摘している。
書簡では、連邦航空局が航空機の安全なフライトを保障できないうちは、空港から2マイル以内での5Gシステムの配備は行わないよう要請している。
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