米海軍と同盟国 ペルシャ湾で記録的な量の違法貨物を押収

米国海軍中央司令部と第5艦隊は、合同海上部隊(CMF)とともに、2021年のペルシャ湾地域の海上パトロールで記録的な量の違法貨物を押収した。機関の発表で明らかとなった。
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発表によると、オマーン湾とアラビア海でのパトロールの増加により、過去4年間の総量を超える1億9300万ドル超(約221億2533万円)の違法薬物が押収された。米海軍の第5艦隊も同様に、誘導対戦車ミサイル、アサルトライフルおよび狙撃ライフル、ロケットランチャーなど、約9000点の違法兵器を押収した。
海軍機関を指揮するブラッド・クーパー中将は、「海上地域での我々の存在意義が増したと言える。このことは不安定化をもたらす活動に対抗する我々の継続的なコミットメントを反映したものに他ならない。こうした不穏な活動は中東の海洋安全保障の基盤をなす国際秩序を損なっている」と表明した。
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