欧州疾病予防管理センター(ECDC)のパシ・ペンティネン専門家はロイター通信に対し「インフルエンザウイルスの再発は、異常に長い流行シーズンの始まりかもしれない。夏まで続く可能性もある」と語った。
同センターの研究によると、この状況は新型コロナの制限が緩和されたことに関係しており、より緩い制限がインフルエンザの流行を可能にしているという。また昨冬にインフルエンザがほぼ流行しなかったことも影響している。毎年、循環型ウイルスに適用するワクチンが今年は効果を示さないという。
専門家は、ツインデミックは、現在新型コロナの対応に重点的に追われている医療体制に過度の負担をかける可能性もあるとしている。
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