訪日外国人観光客数 2年連続で激減 コロナ前の水準から94%減

2021年の訪日外国人観光客数は新型コロナウイルスの影響が出る前の2019年に比較し、94%少ない約24万人にとどまった。NHKが報じた。
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日本政府観光局の発表によれば、2021年、訪日した外国人旅行者はおよそ24万6000人。日本のインバウンドはコロナの影響の出る前の2019年にはおよそ411万5000人にまで順調に増加していたものの、1998年の水準まで落ち込んだ。NHKによれば、2019年比では94%減。
2021年は7月に東京五輪が開催されたため、選手団、関係者の来日で前年同月比は12倍以上も増えた。国別にみると、訪日が最も多いのは中国の4万2000人、続いてベトナムの2万6000人、米国は3位の2万人。オミクロン株の水際対策で日本政府が外国人の新規入国を原則禁止していることから、インバウンドの回復は当分不可能とみられている。
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