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来夏に地球と衝突の危険性の小惑星が発見

米アリゾナ州のマウント・レモン天文台は6日に発見した小惑星2022 AE1について、既知の地球近傍天体の中で最も地球との衝突の危険性が高いと発表した。小惑星のデータは、NASAのジェット推進研究所(JPL)の地球近傍天体研究センター(CNEOS)のウェブサイトに掲載された。
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地球との衝突の可能性があるのは2023年7月4日。衝突の確率は試算で1700分の1とされている。
小惑星2022 AE1は、直径約70メートルの大きさで秒速19.83キロメートルの速さで移動している。
現在、小惑星は地球に衝突する確率を示すトリノスケールでは1点。トリノスケールによるリスク階級は、衝突の数学的確率と衝突時の運動エネルギーに基づいており、衝突の確率が観測誤差以下のゼロから、衝突が避けられない10までの10段階評価となっている。
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