米国務省高官は「ブリンケン国務長官は18日にラブロフ外相と電話会談を行い、その中で、両外相は直接会うことが有益であるということに同意した。ブリンケン国務長官のウクライナおよびドイツ訪問の予定を考慮し、ジュネーブに立ち寄ることが決定された」と語った。
同高官は、会談の実施はウクライナ情勢の緊迫化に関して「外交路線がまだ続くこと」の証拠であると強調し、会談がどちら側の発議で開催されるのかという質問には回答を避けた。
ブリンケン国務長官は19日にウクライナを訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領およびドミトロ・クレーバ外相と会談を行う。20日にはドイツを訪問し、アンナレーナ・ベアボック外相と会談する予定。
18日、両外相は電話会談を実施。露外務省が表した声明によると、ラブロフ外相はブリンケン長官に対し、ウクライナに対する「ロシアの軍事侵攻」が準備されているかのような疑惑を広めぬよう呼び掛けた。
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