新型コロナウイルス

ドイツで新型コロナ死を予想するニューラルネットワークが開発

ドイツの専門家らが、集中治療を受けている患者のコロナ感染の経過を予想するニューラルネットワークの開発を行った。学術誌『PLoS Digital Health』に報告が掲載された。
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コロナ感染の重症化を予想するため、ニューラルネットワークは患者のわずかな血液で検査を行うことができ、また、ウイルス感染症のさまざまなステージで分析が行うことができる。
研究者らは、患者50人の血液サンプルの分析を行った。この患者らは、パンデミック初期にコロナウイルス感染症が重症化し、ドイツの医療機関にかかっている。
分析の過程では、14種の主要なタンパク質の総体、プロテオームが明らかにされた。このタンパク質の割合が新型コロナ感染がもたらす結果に大きく影響した。
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まさにこの点がニューラルネットワークの開発ベースとされた。その結果、5人の死亡例と完治した患者19人のうち18人の感染経過の特徴が明確化された。
研究者らは、彼らが開発したニューラルネットワークは、患者が多数になった際に医師が適切にマンパワーと治療方法を配分するために使用されることになると見越している。
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