ソニー株が急落 ゲーム業界史上最大の買収を背景に

米マイクロソフト社が大手ゲーム企業「アクティビジョン・ブリザード(Activision Blizzard)」をゲーム業界史上最大となる687億ドル(約7兆8650億円)で買収するという計画が報じられた直後、主要ライバルである日本のソニグループの株は9.8%下落した。1日の下げ幅としては、2020年3月以来最大。
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ブルームバーグによると、昨日明らかになったこの買収は、ソニーにとって挑戦的なものになったという。
株価の下落は、ソニーが近くゲーム業界トップ3の座を失う可能性があると投資家らが懸念していることを示している(マイクロソフト社は現在、テンセントとソニーに次いで2位)。

ゲーム業界史上最大の買収

マイクロソフト社とアクティビジョン・ブリザード社の取引額は約687億ドル(約7兆8650億円)。ゲーム業界最大となるこの買収は、2023年6月までに完了する予定。この買収は、アクティビジョン・ブリザード社の一連のスキャンダルの渦中に決定された。
これにより、Activision、Blizzard、Kingの全てのゲームフランチャイズ(Call of Duty、Warcraft、Diablo、Overwatch、Crash Bandicoot、Spyro the Dragon、Candy Crushなどを含む)がマイクロソフト社の傘下に入ることになる。
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