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2022年もコンピューター部品価格上昇の新たな波 プロセッサ用の半導体製造費が値上げ

2022年もコンピューター部品の値上がりが続くことが分かった。台湾メディア「DigiTimes」がアナリストの予測を引用して報じている。
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半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCは、2022年に旧型および新型のプロセッサ用の半導体製造にかかるコストを10~20%引き上げた。これは、AMDやIntel、NVIDIAなどの半導体製品の価格に影響を与えることになる。
半導体製造の値上げは、7nmと5nmプロセスで製造されるプロセッサに大きな影響を与えるとみられている。専門家らは、次世代グラフィックカード「GeForce RTX 40シリーズ」はさらに高額になり、値下げされていたRTX 30シリーズもこの影響を受けて価格が上昇すると指摘している。
アナリストによると、部品需要は減少し、プロセッサやグラフィックカードは高額になる一方であることから、2022年は業界にとって難しい年になる。これは、半導体メーカーが新工場の建設を展開していることも一因だという。
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