15日にトンガ沖で発生した海底火山の大規模な噴火により、種子島には最大70センチの津波を観測。翌16日朝、島の西側の沖合に設置されたいけすで、先月から育てていたブリの稚魚7万匹以上が死んでいるのが見つかったという。南種子町の漁業協同組合によると、噴火による津波でいけすが持ち上げられ、稚魚と網がこすれたことが原因とみられている。また、衰弱している魚も多く、漁協はこのまま合計で10万匹が死ぬとみており、被害額は3000万円以上にのぼる見込み。関連記事