会見で趙報道官は、「中国は米国政府代表団の一部にビザを発給した。これは私が保証する」と述べた。
趙氏によると、北京冬季五輪に参加する米国代表団には、国務省をはじめとする政府機関の職員が多数含まれており、彼らの多くは外用・公用旅券を所持しているという。
また同氏は会見で、米国がオリンピック精神に則り、中国と共に冬季五輪に参加する全ての国の選手にとって良い雰囲気を作り出すことを求めると述べた。
外交ボイコットに関するこれまでの米国の発言は、米国の政府関係者が五輪で北京に来ることと矛盾するのではないかとの質問を記者から受けた趙氏は、その疑問は米国側に問い合わせるように勧めた。
これよりも前、米国当局は、中国での人権侵害を理由に北京冬季五輪に政府関係者を派遣しない「外交ボイコット」を実施すると明らかにした。また、このボイコットは選手に関係するものではないため、選手団は派遣される。英国、オーストラリア、カナダが米国のこの決定を支持している。
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