国立国際医療研究センターは、昨年の2月までに新型コロナにより病院に入院した20代から80代の患者1万7,600人を対象に調査、分析を行った。その結果、人工呼吸器などが必要な重症になるリスクが、以前、たばこを吸っていた人の間では、吸っていなかった人に比べて、男性で1.51倍、女性で1.94倍高くなっていたことが分かった。専門家らは、喫煙者らは慢性的な持病があったり、肺や心臓の疾患を抱えていることが多いことから、重症化するリスクが高まっているとしている。関連ニュース