バーミンガム大学は石油化学製品の代わりに砂糖をベースにした材料を使い、2種類の新しいポリマーを作り出した。1つはゴムのようにストレッチ型で、もう1つは一般に商品として売られているプラスチックと同じく硬いものの、しなやかなポリマー。建材用ポリマーの製造には糖アルコールからなる化合物が使われた。
ポリマーは混ぜ合わせが可能。この点がリサイクルに大きなメリットとなる。研究者らは、環境に優しいプラスチックは将来的には従来のプラスチックと競合できると期待している。
ただし、長年研究されてきた従来のプラスチックに比べて、この新しい「砂糖」プラスチックが環境に与える負荷についてはまだ研究の余地がある上、製造コストを下げるための作業もまだ必要とされている。
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