報道によると、ベアボック外相、及びハベック副首相兼経済相は不正受給により党に被害をもたらした疑惑が持たれている。
ベルリン検察のマルティン・シュテリトネル長官によると、2020年に新型コロナウイルスの関連で補助金が支払われた際、不正受給があった疑いが持たれていることから捜査を開始したという。検察長官は詳しい捜査対象については言及しなかったものの、連立政権に加わる党の高官6人全員が捜査対象で、その中には「同盟90/グリーン」の共同党首らも含まれているという。
検察によると、1人あたりの受給額は1500ユーロ(約20万円)で、これは議員に認められている受給額の5倍に達するという。捜査対象がいずれも連邦議会の議員であり、政治的免疫があることから、検察は2021年12月、連邦議会のベーベル・バス議長に対し、捜査開始を事前に通知していた。捜査は1月6日に始まっている。
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