米デューク大学のエリック・フィンケルスタイン教授は、「社会については、その構成員がどのように死を迎えているかで判断することができる」と指摘する。発展国と同様、発展途上国の住民の多くは、望んでいたものとは違う形で死を迎えている。ランキング作成のため、研究者らは、患者の看護を行う1200人にアンケート調査を実施した。
調査後、各国の緩和ケアの専門家181人に対し、初調査の結果からまとめた13段階で、各国の保健システムを評価するよう依頼した。これらの段階は以下のように分類された。痛みの対応手段へのアクセス、総体的な快適さのレベル、ケアや死直前の生活の質により関連したこと、または死には関係しないこと。
このランキングでもっとも高評価を得たのは英国で、アイルランドと台湾、オーストラリア、韓国、コスタリカが続いた。これらの国々の評価はAランクだった。日本は24位で評価はB。米国は評価Cで81ヶ国中43位。下位は貧国が占めた。
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