友野選手はSPのスコアについては自己ベストを出せてよかったと語り、「普通で97、98、めっちゃよくて102、103くらい行くだろうと思っていた」と、100を出すことを目標としていたことを明かした。
また全日本選手権での失敗について聞かれると、友野選手は気落ちして、モチベーションが落ちたが、全日本と四大陸の間の時期に気を取り直し、四大陸のおかげで自分のシーズンはまだ終了していないことを励みに、毎日トレーニングをがんばったと答えた。
友野選手の振付はメドベージェワも手掛けた経験があるウズベキスタン代表ミーシャ・ジー。ミーシャと友野選手はコロナ禍でオンラインでの作業を強いられている。これについてスプートニクの記者が尋ねると、友野選手は「ミーシャとはもう2年も会えていません。オンラインや電話で作業して、もう、すごい時代になったなという感じ」と笑って答え、直接会わずに仕事ができる秘訣は「長年コミュニケーションのおかげ」としみじみ振り返った。友野選手にとってミーシャは振付師でもコーチでもあり、試合の前後で連絡をとりあい、マインドも確認しあっていると語った。
フィギュア四大陸選手権 2022
1月20日から23日、タリンで四大陸フィギュアスケート選手権2022が開催されている。本大会は当初中国で開催が予定されていたものの、コロナウイルスによる制限措置で急遽、タリンに開催場所が変更された。