発表によると、洋菓子店「パティシエ エス コヤマ」では2021年1月16日から約1か月間、人気商品のロールケーキなどを製造する部門の従業員11人に対し、労使協定の上限を大幅に超える時間外労働をさせた疑い。
伊丹労基署によると、中には月341時間の時間外労働と休日労働をさせられた従業員もいたという。「過労死ライン」とされる目安は月80時間。
同労基署の平野逸郎署長は「法違反を繰り返した上、上限をはるかに超えており、重大で悪質な事案と判断した」とした。
なお、同社はこれまで2018年1月と2021年1月の2回、同労基署から是正勧告を受けている。
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