情報筋は「北朝鮮の一連の弾道ミサイル発射を受け、国連の制裁リストに5人の個人を含めることが提案されたが、ロシアと中国が反対した」と語った。別の情報筋もこれを確認した。情報筋によると、制裁措置の決定には、15カ国からなる国連安保理のメンバー全員の合意が必要。米国は12日、米財務省の制裁リストに掲載されていた5人の個人に制裁を課すことを国連に提案した。また、米政府は、北朝鮮のミサイル開発に必要な機材と技術の供給に関わっていたとして、ロシア企業「パーセク」社と、ロシアおよび中国居住の7人の個人(ロシア国籍1人と北朝鮮国籍6人)に対し、一方的に制裁を課した。関連ニュース