ハバナ症候群の陰謀を誇張したジャーナリストが休憩するべき=スノーデン氏

元米中央情報局(CIA)の職員エドワード・スノーデン氏は、ハバナ症候群に関する「センセーショナルな」資料を公開したジャーナリストに休むようにアドバイスした。
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先にNBCなどの米メディアは、CIAがハバナ症候群を敵対国による意図的なグローバルなキャンペーンとは見なしていないと伝えていた。諜報機関でのロシアの行動による米外交官の症状との説は根拠のないものという。
スノーデン氏は「我々の貴重な体液を排出して汚染するという共産主義の陰謀を誇張した3万6000の猛烈な記事の著者は、一時休憩し、彼らの仕事が談話にどのような影響を与えたかを反映する必要がある」と調査結果についてのワシントン・ポストの資料へのリンクとともにツイッターに投稿した。
アフリカ、タジキスタンやモスクワに駐在する米外交官もハバナ症候群に似ているめまいや振動感などの症状を訴えた。CIAのデータによると、合わせて数百人の外交官や軍人が症状を訴え、そのうち約100人がCIA職員だった。
キューバ中国に駐在する外交官、CIA職員、軍人がこの奇妙な症状を訴え始めたのは2016年のことだった。めまい、頭の中の騒音、振動感、吐き気、視力障害などが確認された。ハバナは、米外交官をめぐる事例への関与を繰り返し否定した。2017年10月、キューバの専門家たちも、米国はコオロギまたはセミの鳴き声を「音響攻撃」と勘違いした可能性があると発表した。
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